江戸下町のもんじゃの食べ方を応援します。

下町もんじゃ焼きの楽しみ方


 昭和東京オリンピックの時代、下町庶民の小学生は、駄菓子屋のもんじゃ屋で、よく小学校の水飲み場にぶら下がっているブリキのコップに、小麦粉と水を溶かしてキャベツの千切りを入れて、鉄板で食す。これもんじゃデス。1杯15円。天かす入れて25円。切いか入れたら今日はぜいたく35円。子供たちだけで小遣いもって井戸端会議です。

にしべぇ

下町もんじゃは、もともと駄菓子屋で子供たちが食べてたからルールはありません

下準備

鉄板が温かくなってきたら、まんべんなく油をしきましょう

(ひきましょうでしたっけ?江戸っ子は「ひ」と「し」をよく言い間違えてます)

明太子もんじゃとハイボールが大好きです。

キャベツで土手を作って、ゆっくり流し込む。

飛び出したら、ヘラで戻す

何となく汁の色が変わってきたら、ぐちゃぐちゃにかき交ぜて出来上がり

にしべぇ

たこ焼きバーティーみたいに調理からぜひトライして楽しんでね

実食です。お皿に盛ったり小ヘラで鉄板から直でも

「月島もんじゃ」と呼ばれて全国メディアで有名になりましたが、具が高級で1杯が千円を超えるものばかりとなってしまいました。観光客のためにお店の人が作ってくれるところも多くなりました。そして、これがもんじゃ焼きですと完成品をお皿に取り分けて「どうぞ」とおっしゃる高級もんじゃ屋さんが多くなりました。でも、皆でつつきあって食すのがわれらキッズ流です。

にしべぇ

僕たちは、鉄板の上で小さなヘラで熱々を直接食べちゃいます

あー美味しかった。 で、終わりにしてはいけませんです。われらキッズは、この一部を鉄板に残して、水分を思いっきり飛ばして両面カリカリに焦がして、ハンバーぐを作ります。中に切りイカが入っていればさらにうまい。

ご馳走様。どうです、きれいに食べたでしょう。鉄板の淵まで汚さないのが、私のこだわりです。もんじゃの焦げ跡もおいしいんで、跡形もなく小さなへらで、すくい取り食べちゃいました。それだけでも、ハイボールのつまみとなるんです。

2杯目は、いろいろ遊んじゃいましょう

さて二杯目は、豚カレーもんじゃです。私の子供のころは、カレーやチーズのトッピングはありませんでした。今カレー味が、ビールに大好きです。

一杯目、みんなで取り分けてお皿に乗せて食しましたが、実は、ぼくたち下町っ子は、そんなことしません。このようにちょっと左に移動して、

ちょっとウエハースみたいに、パリッとしたところを、小さいへらでむしり取ってそのまま口にほおばります。(今の時代にそぐわないですね。。)

あるいはちょっと、」くるくるっと丸めて裏返しこれをお皿に受けて食べてます。

もんじゃの焦げた香ばしいい味をお試しください。

もんじゃのかたまりを今度は右へ。

縁を切って、ここからここは俺のだぞ、子供のころは、やってたような。。

今は大人食いです。ゆっくり焦がして裏返し。

ビールのつまみが足りないので、先に右の塊を食べてしまいましょう。

3杯目はベビースターをトッピング

三杯目は、ベビースターもんじゃと角ハイボール。

鉄板は相変わらず、輝いています。私のこだわり。

これは写真映えするかなと思い、やってます。ベビースターいつ入れようが自由です

おっとっと。汁が土手からはみ出しました。

腕が鈍ったようです。

ところがどっこい。このはみ出した汁が乾燥すると天使の羽のような香ばしいおせんべいに変身するのです。(天使の羽はそうゆう味だと子供のころ思いました)

右と左に分けた意味は特にありません。

ベビースターを入れると水分を取られるため、もんじゃがすぐに乾いてしまします。

ベビースターがこんがり固焼きぞばのように香ばしく焼きあばりました。最高です。

4杯目はまた明太もんじゃデス。ここからは、酒の肴として食します。

子供のころは、お小遣いがなくなって、帰る頃です。

最高に熱した鉄板で、もんじゃを一気に水分を飛ばします。

左に寄せて右におせんべいを作ります

十分焦がして薄皮に。いただきます。

右に、左に、この間 ハイボール2杯いただきました。

私は一人で、飲んだくれていましたので、鉄板の温度を、最初とおせんべいを作るときには高温で、あとは、ゆっくり低温で雰囲気を味合っていました。

最後は、焦げ間もいただき、スイッチオフです。

中学生のグループ。そうです、もんじゃは下町っ子のソウルーフード。

この店のシークレットもんじゃを注文。

前回は、キムチの入ったもんじゃでした、今日は、カラムーチョ?と干しエビでした。

最後はビールが進む紅ショウガのもんじゃで

この紅ショウガが、ビールが進む私の二番目に好きなもんじゃなんです。

1番好きな具は、タヌキ(揚げ玉)なんです。揚げ玉の油の味がにじみ出るもんじゃが、大人の私に、子供のころを思い出させてくれるんですね。

最後に

  • 汁が鉄板の端っこに漏れないように、肉に火を通してキャベツをまわるく。
  • 汁を注ぎ込んで、土手から溢れたら、大きいへらでカキカキ。
  • 色が何となく変わってきたら、人間の直感を頼りに、マゼマゼ。

どうぞ、あとは、好きな時に、お好きなようにお召し上がりください。

  • お皿に、私のよ。と、一気に取り込むのも良し。
  • 分断して、ハンバーグを作るために鉄板の上で熟成するも良し。
  • 薄いウエハースおせんべいーを作るのも良し。
  • ビールのつまみに、厚めのおせんべいーを作るのも良し。
  • 天使の羽をクルクルっとするも良し。

今回ご紹介した店は、東京都錦糸町駅北口のお店でした。

のみ食べ表題で税別¥1700は、私にとって、お酒代だけで、もとが取れてしまいました

錦糸町は、ホテルの修行僧?たちが、多く訪れる聖地です。

マリオットモクシー錦糸町に訪れる皆様には、ぜひ一度「もんじゃ」を味わってください。家族で、食べることが、何よりおいしくて、東京下町の錦糸町に来てよかったと、思ってくださると思います。錦糸町周辺には、いくつものもんじゃ屋がありますよ。

いま観光客の間では、月島もんじゃが有名ですが、私が住んでいた東京下町もんじゃは、昭和初期の子どもがあみだした元祖もんじゃで、和気あいあいの食文化なんです


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